仙台の火葬場|葛岡斎場のアクセス・予約・火葬料完全ガイド

仙台市民が亡くなった際の火葬は、青葉区にある「仙台市葛岡斎場」で行われます。本記事では火葬料・アクセス・予約方法・待合室・葬儀社が代行する手続きまで、仙台市公式情報をもとに解説します。

仙台市の火葬場はどこにありますか?

仙台市の公営火葬場は青葉区にある「仙台市葛岡斎場(青葉区郷六字葛岡57-1)」一施設のみ。市内全5区(青葉/宮城野/若林/太白/泉)の住民が共通で利用します。

仙台市内では年間約1万人の方が亡くなっており、火葬は原則として葛岡斎場で行います。仙台市内に他の公営火葬場はなく、近隣自治体(名取・多賀城・富谷・塩竈・利府等)の住民が利用する場合は「市外料金」が適用されます。

斎場は仏式・神式・キリスト教式・無宗教葬すべての宗教・信仰の方が利用でき、火葬炉は複数基稼働しています。葬儀(通夜・告別式)は行えず、あくまで火葬専用の公営施設です。

葛岡斎場の火葬料金はいくらですか?

仙台市民は大人¥9,000・小人¥4,500・死産児¥3,500、市外の方は大人¥27,200・小人¥13,600・死産児¥10,600。市民料金は死亡時に仙台市に住民登録があった方が対象です(2026年5月時点・税込)。

区分 仙台市民料金 市外料金
大人(満12歳以上)¥9,000¥27,200
小人(満12歳未満)¥4,500¥13,600
死産児¥3,500¥10,600
待合室(2時間)¥5,000¥5,000
待合室(超過1時間)¥2,500¥2,500

※出典: 仙台市葛岡斎場 利用案内(2026年5月時点)・要綱は仙台市保健福祉局健康福祉部所管。料金は条例改正で変動する可能性があります。最新情報は仙台市公式サイトまたは葛岡斎場(022-226-2141)へお問い合わせください。

市民料金が適用される条件

市民料金は「火葬される故人が死亡時に仙台市に住民登録(住民票)を有していた」場合に適用されます。施主・喪主が市民かどうかではなく、故人の住所が判断基準です。住所要件は火葬許可証(または住民票除票)で確認されます。

仙台市外にお住まいだった方が仙台市内の病院・施設で亡くなった場合は、原則として市外料金が適用されます。逆に、仙台市民が市外の病院で亡くなった場合でも市民料金で火葬可能です(住所が判断基準のため)。

葛岡斎場のアクセス・所在地は?

住所は仙台市青葉区郷六字葛岡57-1。仙台駅から車で約30分、仙台西道路「郷六IC」から約5分の山間の閑静な場所にあります。公共交通機関はバス便があります。

施設名仙台市葛岡斎場
所在地仙台市青葉区郷六字葛岡57-1
電話022-226-2141
休館日1月1日・1月2日・友引(火葬は休止)/事務は元日・年末年始のみ休
受付時間9:00〜15:30(最終火葬受付)
運営仙台市(公営)

車でのアクセス

仙台西道路「郷六IC」を降りて約5分。仙台駅からは車で約30分、青葉区中心部からは20分前後です。霊柩車・寝台車での移動が一般的で、自家用車での移動も可能。駐車場は十分な台数を確保しています。

公共交通機関

仙台市営バス・宮城交通の路線バスが運行しています。便数が限られるため、参列者の高齢者・お子様連れの方は葬儀社のマイクロバス手配を相談されることをおすすめします。多くの葬儀社では出棺後の遺族・親族用送迎を標準サービスに含めています。

葛岡斎場の予約は誰がどう取りますか?

通常は契約した葬儀社が代行予約します。電話022-226-2141で空き状況を確認後、火葬許可証を持参して当日確定。友引翌日・土日午前は混み合います。

遺族が直接予約することも可能ですが、葬儀社に依頼する場合は予約代行が標準サービスに含まれます。火葬の前日までに以下を準備して斎場へ提出します。

  • 火葬許可証(死亡届を区役所市民課で受理後に交付)
  • 故人の氏名・年齢・宗教・希望時間
  • 会葬者数(待合室の人数把握)
  • 連絡先(葬儀社または喪主)

混雑する日と空きやすい日

葛岡斎場は友引の翌日が最も混雑します。葬儀業界の慣習で友引は葬儀を避ける傾向があり、その分の火葬が翌日に集中するためです。土日午前も混雑する時間帯です。

平日午後・友引当日(火葬は休止のため利用不可)を避けた平日昼であれば、第一希望の時間が取りやすい傾向にあります。死亡から火葬までは「死後24時間経過後」(墓地、埋葬等に関する法律 第3条)が必須のため、亡くなった当日に火葬はできません。

葛岡斎場で葬儀はできますか?

葛岡斎場は火葬専用施設のため、通夜・告別式は行えません。葬儀は別途、葬儀社の自社会館・寺院・自宅などで実施し、火葬のみを葛岡斎場で行います。

仙台市内の葬儀ホールは200を超え、各葬儀社の自社会館で通夜・告別式を行うのが一般的です。お別れ会・告別式が終わったら出棺し、霊柩車で葛岡斎場へ移動。斎場内では「炉前(ろぜん)読経」を行ったうえで火葬に進みます。

火葬中(おおむね60〜90分)は待合室で精進落としや軽食を取りながらお待ちいただきます。火葬終了後、収骨(お骨上げ)を行い葬儀は終了です。

火葬当日の流れと所要時間は?

告別式終了→出棺(霊柩車で斎場移動)→炉前読経→火葬(60〜90分)→収骨→解散の流れで、斎場での滞在時間は2〜3時間が目安です。

時刻例内容所要
10:00告別式終了・出棺15〜30分
10:30葛岡斎場到着・炉前読経15〜20分
10:50火葬開始・待合室で待機60〜90分
12:20収骨(お骨上げ)20〜30分
13:00解散・精進落とし会場へ移動-

※時間は告別式終了時刻と火葬予約時刻により変動します。火葬中の待合室では精進落としを行う場合と、いったん解散して葬儀ホールへ戻り精進落としを行う場合があります。

火葬許可証の取得方法は?

死亡届を区役所市民課へ提出し、受理後に火葬許可証が交付されます。提出は死亡から7日以内(国外で死亡した場合は3か月以内)が法定期限。実務上は葬儀社が代行します。

必要書類と窓口

  • 死亡届(死亡診断書と一体の用紙・医師記入欄あり)
  • 届出人の印鑑(認印可)
  • 提出先: 故人の本籍地・死亡地・届出人の住所地のいずれかの区役所市民課
  • 受付時間: 24時間365日(夜間・休日は宿日直窓口)

仙台市内の5区役所市民課

  • 青葉区役所(青葉区上杉1-5-1)
  • 宮城野区役所(宮城野区五輪2-12-35)
  • 若林区役所(若林区保春院前丁3-1)
  • 太白区役所(太白区長町南3-1-15)
  • 泉区役所(泉区泉中央2-1-1)

死亡届の提出と火葬許可証の受領は、ほぼ全ての葬儀社が無料で代行しています。喪主・遺族は印鑑を葬儀社に渡すだけで済むのが通常です。

国民健康保険の葬祭費は受け取れますか?

仙台市の国民健康保険加入者の場合、葬祭費として¥50,000が支給されます(2026年5月時点)。申請は喪主が区役所国保年金課で行い、葬儀後2年以内が期限です。

葬祭費は「葬儀を行った人(喪主)」が受給対象で、葬儀後2年以内の申請が必要です。必要書類は申請書・喪主の本人確認書類・葬儀社の領収書(または会葬礼状)・喪主名義の口座・印鑑など。仙台市公式の手続き案内で最新情報をご確認ください。

勤務先の健康保険組合・協会けんぽ加入者の場合は「埋葬料」¥50,000(被扶養者の場合「家族埋葬料」)、共済組合加入者は組合により¥50,000〜¥100,000程度が支給されます。労災死亡の場合は「葬祭料」として¥315,000+給付基礎日額30日分が支給対象です(労働者災害補償保険法 第17条)。

分骨・改葬・遠方への移送は可能ですか?

分骨は収骨時に申し出れば追加で分骨証明書を発行します(¥350)。改葬・遠方移送は別途「埋葬許可証」または「改葬許可証」が必要で、葬儀社・行政書士に相談が確実です。

分骨はご家族の希望(本家と分家で骨壷を分ける/手元供養/合祀墓と本墓の併用など)に応じて行えます。収骨時に斎場職員へお申し出いただくと、分骨用の小骨壷と分骨証明書(¥350・斎場交付)を準備します。

既存の墓から別の墓へ遺骨を移す「改葬」を行う際は、現在の墓のある自治体で改葬許可証を発行する必要があります(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)。航空機・新幹線での遺骨移送は埋葬許可証または収骨証明書を携行することが推奨されます。

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出典・参考情報

  • 仙台市葛岡斎場 利用案内(2026年5月時点)・電話022-226-2141
  • 仙台市保健福祉局健康福祉部所管・斎場使用料条例
  • 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号) 第3条・第5条
  • 労働者災害補償保険法 第17条(葬祭料)
  • 全葬連「葬祭サービスガイドライン」(平成19年5月15日制定・経済産業大臣認可)
最終更新: 2026-05-19
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